風  2017年10月号

何60年近く通っていた床屋が店を閉め、マンション建築中だ。鏡の前の椅子に座って、カット、シャンプー、ひげ剃り、調髪と至福の小一時間だった。親方から若旦那に変わっても心置きなくいられた。さて困った。次の床屋が見つからない。なんだか入りづらくて。だから、20代の頃と同じ長髪になってしまった。(巌)

台北紀行(その72)台中の友達はまず地元 豊原の「康康猪」で名物「猪血湯」と「炒麺」を私と妹に振る舞い、次に二百年余りの歴史を有する媽祖廟「大甲鎮瀾宮」を参拝。そして「台湾のウユニ塩湖」として有名な「高美湿地」へ向かった。あいにく干潮と夕暮れが重なる時期ではなかったが、潮の引いた湿地を素足で歩くことができて、とても感激した良い旅であった。(季)

9年前、「源氏物語千年紀」を記念し11月1日を「古典の日」に。古典に親しむことは大切。さくらカレッジ講座でお馴染みの講師木村澄子氏は、ことばには言霊が宿り魂に響くと折に触れ語る。戦後、人名用字の使用に規定が。徐々に見直され、現在は多くが使用可に。過去には娘の名で半世紀以上も争い国に認めてもらった父親がいたとか。あっぱれ。(環)

平成8年頃だったと思う、同じ環境の仕事を持つ息子からの電話。NHKで、新・電子立国「ソフトウェア帝国の誕生」が放送されるので録画してほしいとのこと。かのビル・ゲイツ率いる米国Microsoft社によるWindowsの誕生秘話、表計算ソフトの誕生に至る感動の内容であった。それは今だに新鮮で、PC利用の資料として価値を受け続けている。(ー)